Proptechとは、 Technologyを駆使したProperty(不動産)のことを言います。
不動産業界は他にくらべ、テクノロジー入ってくるのが遅い、と言われていましたが、
最近になり、事業は加速度的に柔軟になり、効率化し、自動化されています。
Proptechが与える影響
世界レベルで不動産業界を見てみると、なんと世界の合計GDP(国内総生産)のうち13%を占めます。
世界のお金の約1/8が不動産関係で動いていることとなります。
たしかに、衣食住という人間基本的な生活のうち、「住」に関わる不動産、
現代社会を支える業界ではあるけれど、この数字は驚きですね。
そんな不動産という巨大業界を変えていくProptech、きっと私たちの生活を大きく変えていくこととなるでしょう。
ということで、次から実際に私たちの生活を変えている事業を2つ紹介します。
2大Proptech事業
とはいえ、すでに私たちの生活を変え始めている事業ですので、
きっと聞いたことある方がほとんどだと思いますが、
それぞれの事業がどれほどの影響を与えているか、についても触れていきます。
Airbnb
多くの方がご存じだとは思いますが、あらためて簡単に説明すると、
「部屋や家を貸したい人と、借りたい人のニーズをマッチングさせる」というもの
言葉として起こしてみると、たしかに不動産の使われ方に関するテクノロジーですね。
Airbnbが登場する以前の宿泊先はホテルの独占状態でした。
ですが、今ではじつに42%の人が一度はAirbnbを使ったことがあると答えています。
まだ日本ではここまでのインパクトは与えていませんが、
世界的に見るとここまでの影響を旅行業界に与えているんですね。
WeWork
最近、特に都内では見かけることが多くなったWeWork。
世界ではすでに700以上のコワーキングスペースを提供しています。
今までは、それぞれの会社がそれぞれオフィスを持つ、というのが当たり前でしたが、
コワーキングという選択肢ができたことで、
・事業者同士の新たなコラボレーション
・短期的に展開する事業の増加
という影響が私たちの生活、特にビジネス面で出ているといえるでしょう。
Proptechは確実に社会を変えますが、まだまだ途中。
いまだに紙媒体での図面保管など、古い体質が残りがちな建築、不動産業界 だからこそ、
ITが入りこむ余地はまだまだありそうですね!
今回の原文はこちら